4月 09 2019

嫌悪の返報性と好意の返報性を抑えて相手の気持ちを読み取る

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静岡県袋井市の婚活結婚相談所

静岡県袋井市で婚活中の皆様、お世話になります。サイト訪問有難うございます。静岡県袋井市（静岡市・掛川市・浜松市）の皆様の心に寄り添う人と地域に密着した婚活結婚相談所ライフパートナーズ代表（恋愛カウンセラー）の石川です。

このブログでは、「婚活成幸術｜心が軽くなる方法｜デートスポット紹介｜イベント情報｜スタッフの日常」など皆様のお役に立てる情報を楽しくお伝えさせて頂きます。

嫌悪の返報性と好意の返報性を抑えて相手の気持ちを読み取る

「返報性の原理」とは、人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいいます。

「返報性の原理」の代表的なものには、「好意の返報性」と「嫌悪の返報性」が有ります。

好意の返報性

人は何かしら他人からプレゼントやお土産をもらうと、相手に対してお返しをしなければいけないと考えますよね。こうした心理を「好意の返報性」と言います。つまりよくしてくれた相手（好意を示してくれた相手）には、何かしらの好意で返す行為が「好意の返報性」です。

身近にある分かりやすい例は、バレンタインデーとホワイトデーではないでしょうか。チョコレートをくれた相手（好意を示してくれた相手）に対して、自分も何かお返ししないといけない…その心理を上手く活用したのが「ダレンタインデ―」のイベント事だと思います。

日常で行われている行動の中にも「好意の返報性」は常に作用していると思います。

● 毎日明るく挨拶してくれる会社の同僚には、自分も笑顔で挨拶を返している。
● 困った時にいつも助けてくれる上司に何か頼まれごとをされた時に断れない

など様々なところで、自分では意識していないくても「好意の返報性」が行われていいると思います。

恋愛への応用

学生時代の恋愛や職場恋愛など、自然な形の出逢いであれば、当然の事ながら「好意の返報性」が作用されるので、多くのケースで恋愛はスムーズに進行すると思います。

会社の先輩が、いつも自分に気を配ってくれるのが伝わってきて、その先輩に食事に誘われた…私も何となく気になっていたから食事に行こう…みたいな感じで恋愛がスタートして行くと思います。

ところが婚活では、婚活パーティであれお見合いであれ、お互いの感情を出す前に多くのケースで自然消滅してしまう為、出逢いが交際に繋がっていかない事の方が多くなってしまいます。

婚活自体のシステム上の問題も有ると思いますが、もう少し皆様が早い段階で気持ちを相手に伝える事ができれば、結果は違ってくると思いますね…。

嫌悪の返報性

「嫌悪の返報性」は、文字の通り「嫌い」の感情を相手に持った場合、相手からも嫌われる…「好意の返報性」と全く逆の行動心理です。

● 職場で全く目も合わせてこない同僚に対して自分も同じような態度をとる
● 困った時に助けてくれない上司に何か頼まれても良い返事ができない

など相手が自分の事を避けていたり嫌っていると人間は少しでも感じてしまうと、その相手に対しては良い感情を持つ事はほとんどないので、相手のとった行動と同じような行動をしてしまうのが、「嫌悪の返報性」です。

このこと自体は、人間の心理として極々当たり前のように起こってしまうと思います。ただ気を付けないといけないのは、今の世の中では、「風評や噂話」などが広がる可能性が高い為、真実かどうか確かめる前に、周りの噂などを信じてしまい、あの人は私の事をよく思っていないから私もあの人の事は嫌い…上司は私の事を避けているみたいだから転職を考えようかな…などの感情論や行動を起こしてしまうと、人間関係がより複雑になったり、自分が損をする事もあるので注意が必要です。

また「嫌悪の返報性」で一番厄介なのは、自分で自分の事を嫌ったり自己否定をする事だと思います。「嫌いな自分が嫌い」「私のここがダメ」など自分の事を嫌いになってしまうと、その事が結果的に他人から好かれない原因を作っていくので、気を付けてください。

自分が嫌いな人をあなたは愛せますか？

自分の事が嫌いと言ってしまっている人は、同じようなタイプの人と出逢った時にその人を愛せますか？自然な出会いであれば、そういった事も含めて時間を掛けてお互いを知って行く事もできるので、可能性は有りますが、婚活ではほぼ無理だと思います。

お互いが自分の事が誠一杯で他人の事を構う余裕がない方、或いは全く他人に興味が無い方が多い婚活では、自分の事が嫌いとか駄目とか口に出してしまう人に対して「大丈夫だよ、そんな事ないよ…」と声を掛ける余裕がある人はほとんどいないと思います。

自分の事が嫌いな方は、まずは自分を好きになる、自分の事を認める…そこからスタートして欲しいと思います。

今日のまとめ

人に好きになって貰いたければ、まずは自分から好きになる。人から好意を示してほしければ、まずは自分から好意を示す。婚活が上手く行かないと悩んでいる方は、この極々人としての基本的な感情や高度を忘れていないか自分で確かめてください。

婚活を始めたばかりの方であれば、まだ気づいていないかもしれませんが、ある程度長く活動を続けていれば、待っていても何も始まらない事は、皆様自身が一番感じている事だと思います。

好意を示して振られたら傷つくから嫌だ…勇気がでない…そんな気持ちも分からなくもないですが、そんな事ばかり言っていたらあっという間に月日が経過してしまいます。

婚活は色々な意味での戦いです。戦場にいる皆様は、ライバルと戦い、相手と戦い、そして自分と戦います。その戦いに勝ち抜いていかないと結婚と言う勝利を得る事はないでしょう。

また、自然な形の恋愛と違い婚活での出会いは、敗者復活戦もない一発勝負の短期決戦と言う事も頭の片隅に入れて、勝ち抜いて欲しいです。

今日の名言

太宰治

1909－1948　昭和時代の小説家。
明治42年6月19日生まれ。井伏鱒二(ますじ)に師事。左翼活動での挫折のあと「海豹(かいひょう)」「日本浪曼(ろうまん)派」に作品を発表,昭和10年「逆行」が芥川賞候補となる。戦後は無頼派とよばれ,「ヴィヨンの妻」「斜陽」などで流行作家となる。昭和23年6月13日玉川上水で入水自殺した。40歳。青森県出身。東京帝大中退。本名は津島修治。作品はほかに「走れメロス」「人間失格」など。

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